EX-ICカードが3/29スタート、Suica・ICOCA・TOICAの相互利用も開始

東海道新幹線の予約に使えるEXPRESSカードがICカード(EX-ICカード)になって、切符を受け取る必要がなくなるサービスが今年3月29日に始まる、というダイレクトメールがJR東海から届きました。Web上の案内はこちら

今まではネットや携帯電話で新幹線を予約した後、乗車前に自動発券機で切符を受け取って、それを自動改札に通す必要がありました。EX-ICカードでは、切符を受け取る手間がなくなり、カードを自動改札機にかざせば済むようになります。
東京駅などJR東日本の駅では、新幹線改札(JR東海の管轄)周辺にしか自動発券機がなかったため、切符を受け取るのが手間でしたが、それが不要になります。

また、JR東海TOICAは今までSuicaICOCAと相互利用できなかったのですが、3月からは3種類のカードが首都圏中京圏関西圏で相互利用できるようになります(2006/7/8の日記で書いたことがやっと実現)。これとEX-ICカードを組み合わせることにより、Suica等圏内の出発駅〜到着駅まで切符なしで利用することができるようになります。
ただし、例えば新宿から新大阪へ行く場合、紙の切符を買うと「東京都区内→大阪市内」という1枚の切符だったのですが、東京→新宿(TOICA)、東京→新大阪(EX-ICカード)、新大阪→大阪(TOICA)という具合に3枚の乗車券に分けて買うのと同じ料金になるので、割高になる区間が多いと思います。(イメージ図

あらかじめ乗車区間を調べておいて、場合によっては市内発着の紙の切符を買うことも考慮に入れた方がお得になることもあるでしょう。