FREE TIBET in 名古屋デモに参加しました

4/19に行われたFREE TIBET in 名古屋デモに参加してきました。
チベットのために私も何か行動できないかな、と思ってたので 渡りに舟でした。


集合時間の13:00ちょっと前に地下鉄で向かうと、矢場町駅出口の前でチベット国旗を持ったスタッフが案内をしていたので、よろしくお願いしますと声をかけて集合場所の若宮広場へ。若宮広場には緑色のスカーフをしたスタッフが大勢いて、参加者が整列していました。チベット国旗も、あちらこちらに大小さまざまにたくさんはためいています。

1班から6班まで列があったのですが、そのうち2班と4班は女性・子供のために歩く速度をゆっくりにしたり、介助・救護スタッフを配置してあるそうなので、私はそれ以外へ。
どの班に入ったらいいですか?とスタッフに聞いたら、「どこでも好きな班に4列で並んでください。1班100名を目安に編成する予定なので、人数の少ない班の方がいいかな」とのことなので、まだほとんど並んでいない6班の2列目に並びました。

行進する列内の位置が決まったら、出発時間の14:00までに列に戻ってこれば、一旦解散してもOKとのこと。私は出がけに印刷してきたチベット国旗を旗竿にテープで止めたり、パンチェン・ラマの写真をサンドイッチマンみたいに胸と背につける準備がまだ終わってなかったので、その場でセロテープでなんとか間に合わせるのに必死でした。


実際には13:30に出発前の注意事項説明や主催者演説が始まったので、皆さんその時には列に戻ってました。整列したときに配った整理番号の札でスタッフが人数を数えたところ、現時点でおよそ500名とのこと。注意事項では、今回のデモの代表者が前日に東京のダライ・ラマ法王日本代表部を訪ねた時に頂いてきたメッセージ(トラブルを出さないでください。トラブルがあると、それみたことかと中国当局が都合のよい解釈をする材料になってしまいます。あとは自由にやってください。好意は大変ありがたく思っています。)を読み上げたり、参加していた在日ビルマ人(彼は自分の国はミャンマーではなくビルマだ、と言っていました)のスピーチがあったりしました。後はシュプレヒコール(*1)の練習をして、出発の14:00になりました。

1班から順に出発するので私のいた6班は一番最後だと聞いていたのですが、14:10ごろには6班も出発の時間になって、まだテープぺたぺたと準備が終わっていなかった私はちょっと焦りました(笑)。適当なところでセロテープはカバンに片づけて、周りと一緒にシュプレヒコールをあげて、チベット国旗とパンチェン・ラマの写真を掲げつつ歩きました。班の先頭や途中を歩くスタッフが拡声器でシュプレヒコールを1行ずつ読み上げて、皆が復唱することの繰り返しです。前からの拡声器の声と、後ろからの拡声器の声が微妙にずれてる時があって、どっちを復唱しようか迷うこともありました。
ルートは若宮広場→久屋大通松坂屋前→テレビ塔横を北へ→桜通をちょっとだけ西へ→大津通を南へ→大津通三越前大津通パルコ前→若宮広場です。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=9bd319204c986d5a349a34ccee30e5af#large

事前に代表の方が警察に届け出ていたので、いずれの道路でも車道いちばん左側の1車線を4列に整列して、警察官の誘導のもと歩きました。デモ行進なんて初めてなので、車道を堂々と歩くなんて新しい感覚でした。ルート上で信号のある大通り(広小路通り、錦通りなど)を横断する箇所があるのですが、何せ500人の大人数なので全員が信号通りに渡ることは不可能(信号待ちをすると後がつかえて、後ろでどこかの道路をふさいだままになってしまう)なので、ここでも警察官の誘導の通りにできるだけ周囲を走る車に邪魔にならないように気を付けながら歩きました。

デモ行進をしている途中、歩道から手を振ってくれた通行人が結構いたのが嬉しかったです。こちらもチベット国旗を振り返しました。シュプレヒコールをずっと繰り返し叫び続けたので、声が枯れそうで途中何度ものど飴を食べました。カラオケ以外でこんなにのどを使ったことはなかったですね。
ルートを一巡して、もとの若宮広場には予定通り15:00ごろに戻ってきました。

代表者から簡単に締めの挨拶があって、解散の合図が出た後も「Free Tibet! Free Tibet!」のコールがしばらくやまなかったのにちょっと感動しました。最後の挨拶の言葉「今日のデモはきっかけです。マスコミも取材に来ていますが、参加された皆さんが帰った後で、家族に、友達に、職場の人に、クチコミでチベットについて広めてください。」が私にこのブログを書かせてくれる原動力になりました。コールが終わった後あっけなく解散したのがちょっと物足りない感じがしたのですが、これで良いのでしょう。
一般参加者が解散になった後で、スタッフがテレビ・新聞等マスコミの取材を受けていました。


裏方で色々と準備をしてくださった代表者及びスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。準備は並々ならず大変だったと思います。それを乗り越えて当日を迎えることができて、本当によかったです。
そして警備・交通誘導をしてくださった警察官にも感謝です。



(*1)シュプレヒコールの語句

 ・チベットに自由を
 ・言論の自由
 ・教育の自由を
 ・宗教の自由を
 ・チベットに平和を
 ・FREE TIBET
 ・SAVE TIBET
 ・STOP KILLING
 ・中国政府は弾圧を止めろ
 ・ダライラマと対話を
 ・パンチェンラマを返せ
 ・真実を隠すな
 ・チベット人を見殺しにするな


●デモ行進を参加者が撮影した動画:
http://www.youtube.com/v/OePQsEf7hrc (スライドショウ)
http://jp.youtube.com/watch?v=Q-6PhICkMEE
http://jp.youtube.com/watch?v=DYC_yGmSTjU


●マスコミ報道:
http://www.nagoyatv.com/news/area/index.php (名古屋TV、リンク切れ)
http://www.ctv.co.jp/news/local/news_loc.html?id=16310  (中京TV)
http://jp.youtube.com/watch?v=MGvDhPiB6ro (中京TV動画)
http://www.nhk.or.jp/nagoya/lnews/02.htmlNHK、リンク切れ)
http://hicbc.com/news/detail.asp?cl=c&id=00022F5F中部日本放送
http://www.asahi.com/national/update/0419/NGY200804190010.html朝日新聞http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008042002005020.html中日新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008042090072905.html東京新聞、中日と同じ記事です)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/080420_3.htm  (読売新聞)
http://imepita.jp/20080420/362650 (山梨日日新聞


FREE TIBET in 名古屋デモ関連リンク
[2ch]
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1208586433/
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1208439236/
http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/freetibetnagoya/6/
[mixi]
4/19(土)名古屋チベット弾圧抗議デモ開催
http://mixi.jp/view_event.pl?id=29822106&comm_id=7228
名古屋でムーブメントを!
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=1&comm_id=7228&id=29147836

[まとめwiki]
http://www9.atwiki.jp/freetibetnagoya/

[FREE TIBET in 名古屋]
http://tibet.suppa.jp/


チベットwikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88

チベットは、古代から独立国家であったが、清による支配を受け、清の滅亡後、再び独立国家となるが1950年に中国人民解放軍による侵略を受け、チベットは軍事制圧された。その際中国人民解放軍は、夥しい規模の破壊とともに、チベット族の大量虐殺を行った。その後チベット自治区が設置された。

1955年 - 1959年に「中華人民共和国政府による併合」に抗議するチベット動乱が勃発し、武力弾圧の結果、十数万人のチベット難民が発生した。チベット亡命政府のもと、異議申し立てが行われている。