日本の主権は日本国民にあるのか?

先日長野で行われた聖火リレーで、6名の逮捕者が出たことは広く報道されたのですが、
中国人が逮捕されたというニュースは聞きませんでした。
(長野聖火リレー、逮捕者6人に
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080427NT000Y01226042008.html )

長野の後にソウルで行われた聖火リレーでは、中国人が暴れた映像が広く
出回って、韓国×中国の関係がホットになっていました。
北京五輪聖火リレー 韓国世論、沈静化遠く 暴行の中国人、逮捕せず
http://mainichi.jp/select/world/news/20080503ddm007030141000c.html )

それを比較して、中国人は韓国人には手を出しても、日本人に対しては手を
出さなかったのか、中国人も自制できるなと思っていたのですが、そうでは
なかったようです。


長野聖火リレーの舞台裏 警察の予想超える4000人 暴徒化恐れ刺激避ける
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080504/plc0805042202008-n1.htm

長野聖火リレー その裏で起きていた出来事 中国人による事件が多発
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080504/plc0805042153007-n1.htm

事前に福田首相から警察に、胡錦濤の来日が迫っているので中国との関係が
悪化することのないように、と指示が出ていたそうです。
そのために、日本人が中国国旗の旗竿で殴られても、警察は中国人をつかまえる
ことができなかったとのこと。

さらに、中国人による暴力があったことをすぐに報道するマスコミがなかった
というのも、どうかしています。今日になって、やっと産経新聞が報じたのみです。
やはり日中記者交換協定により中国に不利な報道をすると北京支局が
維持できなくなるので報道できないのでしょうか。
ジャーナリスト魂は日本マスコミには無いのでしょうか。

長野の聖火リレー当日に、私も行こうかどうしようかと迷って、
結局スケジュールの都合で行けなかったのですが、やはり私は自分の目で、
何が起きたのかを確かめるべきだったようです。


5/6から胡錦濤が訪日します。その際には東京都内だけで警察官6600人が
警備に当たるそうです。

『警備方針について、警察幹部は「胡主席への直接危害を防ぐのは 当たり前。
車窓越しや徒歩移動中、見聞きしたことで主席に不安や不快感を抱かせること自体、
外交問題化する可能性がある。抗議行為や音を一切、見せず、聞かせずの警備が必要だ」
と明かす。』
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080505/crm0805050044001-n1.htm

日本政府には、胡錦濤に今のタイミングでの訪日を許可してほしくないのですが、
折角来るのだったら、胡錦濤に精一杯の抗議をしたいです。

それすらも警察によって阻まれてしまうとは、この国の主権は日本人にはないのでしょうか。
この状況で、外国人に参政権を付与することになったら、いったいどうなって
しまうのでしょう。

まずは自分にできることから始めます。
普段から政治家の立ち位置・言動を確かめておき、選挙の際にそれを反映させましょう。