みそカツ、海外へ

今朝の日経中部経済面に「みそカツ 海外で勝負 矢場とん初出店へ、NY有力 『名古屋めし』普及狙う」という記事がありました。

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 みそカツで有名な矢場とん名古屋市、鈴木孝幸社長)は海外に初出店する方針を固めた。出店候補地はニューヨークかパリで、来年三月までにどちらかを選ぶ。愛知万博愛・地球博)をきっかけに来店した海外観光客に味が好評で、国外での知名度も上がっていることから「勝算はある」(鈴木社長)と判断した。世界的な大都市で「名古屋めし」の普及を目指す。

 米仏の二都市を候補に出店地を詰めているが、鈴木社長は「海外一号店は世界一の都市ニューヨークで挑戦したい」と話しており、最終的にニューヨークに出店する公算が大きい。海外店では味の秘訣であるみそは国内から輸出し、豚肉は現地調達する。出店費用は未定だが、自己資金で賄うという。
 売り場面積や席数など店舗概要はみていだが、みそカツの味付けは国内と同じ味で勝負し、海外仕様の味つけは開発しないという。海外は日本食ブームで競争は激しいが、独自の味で勝負する。一号店の運営が軌道に乗るまで、海外では多店舗化しない。
 愛知万博開催中や中部国際空港の開港をきっかけとした”名古屋ブーム”を背景に、二〇〇四年三月に東京・銀座に出店し、中部圏以外に初進出。既存店売上高は順調に伸びているという。東京進出を機に会社の知名度が高まり、人材も集まってきた。来年に創業六十周年の節目を迎えるため、海外出店で社員の士気向上やさらなる人材獲得につなげたい考えだ。
 矢場とんは国内で五店舗を運営している。二〇〇五年十二月期の売上高は前の期比四十二%増の十七億円だった。従業員はパート、アルバイトを含め約二百人。うち約五十人の正社員は三年前に比べほぼ倍増しているという。
 「名古屋めし」の海外進出では、手羽先で有名な居酒屋チェーンの風来坊が米ロサンゼルスで店舗を運営している。
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矢場とん店舗案内。お近くに店舗のある方は是非ご賞味下さい。「わらじとんかつ」のみそ味がお勧めです。

みそカツが世界に広まるのはうれしいですね。

ところで、手羽先と言えば風来坊よりは世界のやまちゃんの方が名古屋で有名だと思うのですが、やまちゃんは海外展開していないからなぁ。