嘉田由紀子氏、滋賀県知事に

私が現場ではまっているうちに、世間では滋賀県知事選挙が行われ、自公民推薦の現職を破り、無所属新人の嘉田由紀子氏が当選したそうです。今朝の日経のコラムで知ったのですが、嘉田さんは学生時代に半年間タンザニアで生活したことがあるそうです。その体験が「もったいない」という考えをはぐくんでいったのでしょう。
確かにタンザニアへ行くと、都市部はともかく、田舎では主要道路から100m離れただけで、電気も水道もない暮らしが当たり前で、それでも人は生活しています。「発展途上国」という言葉がありますが、発展することが本当に豊かな生活につながっているのでしょうか?最近よく考えさせられます。


嘉田さんは新幹線の新駅やダムの建設を凍結見直しをすることを公約に掲げて「もったいない」をキーワードに選挙運動を行い、当選したようです。社民党推薦で、「地球市民」を自称しているところがアレですが、共感できる点もあるので、微妙なところですね。